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げんちゃん通信
「こんにちは。ジャパンゴルフツアー選手会長の時松隆光です。
女子ゴルフは、来週の『アース・モンダミンカップ』でいよいよ開幕されますが、男子ゴルフも少しずつですが、みなさんに明るいニュースをお届けできる機会が増えてきました。
今週17日には、今年と来年を合わせて1シーズンとすることがJGTOの理事会で正式に決まり、8月の『長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ(北海道ザ・ノースカントリーGC)』から、ツアーを再開する方向で動きはじめました。
また来月の9、10日には、当初は、史上初のプロアマ形式戦として行われるはずだった「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」を、今年は賞金ランキングには加算されない2日間競技に変更して、開いていただけることになりました。
冒頭の写真は、今年2月に大会主催のゴルフパートナーさんの本社で行われた決起集会に、先輩プロの堀川(未来夢=みくむ)さんと参加したときのものです。
どなたもそうだと思いますが、あのときはこんなことになるなんて、本当に思いもしていなかったです。
そのあと次々と、試合の中止や延期が決まり、ゴルフパートナーさんでも、当初のプロアマ形式での開催を、今年はやむなく断念されましたが、それでも僕たち選手にはどうにか仕事場を提供したいと、JGTO共催のエキシビショントーナメントとして大会を開催してくださることになりました。
すっかり試合から遠のいている僕たちにとっては大変にありがたく、今から非常に楽しみです。感染防止のために、無観客での開催にはなりますが、インターネットでの生中継が予定されていますので、ファンの皆さまにはぜひ、そちらでお楽しみいただければと思います。
新型コロナウィルスの影響が出始めてから、JGTOと僕たち選手会とで一貫して話してきたのは、ツアーの再開に関して、まずは関係するすべての方々の安全が完全に保障されているのはもちろんのこと、同時に海外にいるツアーメンバーが、出場可能な状況になっているのが必須条件ということでした。
今年の出場資格を持つすべてのツアーメンバーにとってフェアな形でのツアー再開をと考えると、入国制限がかかった現状では、やはり開催は難しく、今後も政府の決定や海外情勢を、引き続き注視していくことになると思います。
以前のように何の不自由もない形でのトーナメント開催にはもう少し時間がかかりそうですが、僕の地元の福岡県では先月末に、緊急事態が解除されてからはラウンド練習も、やっと本格的に始められるようになりました。
僕の所属コースの筑紫ヶ丘ゴルフクラブにも、少しずつお客さまが戻ってきて、「選手会長、頑張ってね」とか「早くツアーが再開されるといいね」とか、お声をかけていただける機会も増えて、本当にありがたい限りです。
自粛中はどうしても普段より運動量が減ってしまい、お腹周りも気になり始めていたころでした。ツアー再開までに、しっかりと調整して今のうちにすっきりスリムな体に戻しておかなければ…(;´Д`)。
本来なら、次週に開催が予定されていた『ダンロップ・スリクソン福島オープン(グランディ那須白河ゴルフクラブ)』は、僕が4年前にツアー初優勝を飾った思い出深い大会です。
6月28日に、福島中央テレビさんで放映が予定されている特番では、僕もリモートで出演させてもらいます。
そちらもぜひ、ご覧くださいね」(ジャパンゴルフツアー選手会長 時松隆光)