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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2019

韓国の金庚泰(キムキョンテ)が3年ぶりのV14 / 賞金レースは次週に持ち越し

賞金レースが佳境を迎えた今週、かつて鬼の強さを見せた過去2度の賞金王が、3年ぶりの14勝目を飾った。
韓国の金庚泰(キムキョンテ)が、3打差をひっくり返して逆転V。

常勝期のアマ時代にその強さから、母国でついたあだ名が鬼。06年にプロ転向して、08年から日本ツアーに定着すると、あっというまに勝ち星を重ねて、10年に韓国選手として初の賞金王に。
15年に2度目の戴冠を達成して、まさに鬼の強さを見せつけたが、16年のミズノオープンを最後に勝ち星から遠ざかっていた。
復活Vで、仲間から水シャワーの祝福を受けると、鬼の目から薄っすらと、涙がにじんでいた。

賞金2位のノリスは、通算18アンダーで2打差の2位賞金2000万円を加えて、通算7アンダーの39位に終わった賞金1位の今平周吾に1807万9265円差で、ついに決着は次週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」まで持ち込まれた。

なお同3位のチャン・キムは、14番でホールインワンの快挙もあったが、通算15アンダーの5位タイ。
同4位の黄重坤は、2日目に予選落ち
同5位の石川遼は、通算13アンダーの10位タイ。
6位の堀川未来夢は通算2アンダーの58位タイ。

3位のキムから6位の堀川まで4選手には今週、勝てば賞金王の可能性もあったが、今大会をもって消失。昨年に続いて今年も最終戦での今平とノリスとの一騎打ちとなった。

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