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げんちゃん通信「仕事納めの2020最終号」
「ジャパンゴルフツアー選手会長の時松隆光です。いつも男子ゴルフを応援していただきありがとうございます。
25日のクリスマスに都内のJGTO事務所で来年の日程発表の会見に出席したあと、久しぶりに地元福岡に戻ると、あっという間にもうお正月。
12月は特に、速足で過ぎていった感じがします。
私事ながら、12月30日は今年の仕事納め。
福岡市内の芥屋(けや)グループ本社に伺い、1年のご挨拶をしてきました。
僕の所属コースの筑紫ケ丘ゴルフクラブをはじめ、グループコースの芥屋ゴルフ倶楽部と福岡雷山ゴルフ倶楽部は、いずれもレギュラーツアーやチャレンジトーナメントの「AbemaTVツアー」の主催者さんでもあり、公私ともに本当にお世話になっています。
当日は、まさに年の瀬のお忙しい中、僕の来訪時間に合わせて高倉社長をはじめ、役員のみなさまがお時間を割いてくださり、今年の就任1年目を労ってくださると共に、来年にむけて力強いお言葉もいただきました。
今年は残念ながら、どの主催トーナメントも中止となってしまったのですが、夏には九州のプロを対象にした特別試合を開いてくださったり、来年の大会復活に際しては、すでにさらなるコース改造に取りかかられているとお聞きして、改めて頭が下がる思いになりました。
今年も感謝の気持ちを直接、お伝えすることができて、これでやっと、心おきなく新年を迎えられます。
大晦日は毎年、ダウンタウンの浜田さんのあの年末特番を拝見するのがとても楽しみなのですが、いつもカウントダウンまで我慢できず、夜10時か11時頃にはすでにウトウト……。ハっと目が覚めるころには、もう元日の朝…というのが、僕のいつもの年末年始。
正月に、見逃した所を録画で見直しながら、食べ損ねた年越しそばを肴に、家族と軽くお屠蘇でお祝い。
午後から、年末にできなかった大掃除をするのが恒例でしたが、先日JGTOのスタッフさんから『三が日に掃除すると運が逃げる』という豆知識を教わり、悔い改めて今年の元旦は、久しぶりにゆっくり寝正月に徹することに決めました。
来年は、選手会初の主催トーナメントの開催が決定し、早々から会議や、打ち合わせなどの予定が入りそうですが、それを言い訳にせず、ゴルフの調整にもしっかりと取り組み、応援してくださる方々に結果でお応えできるよう、頑張っていくつもりです。
昨年までは、ただ自分のゴルフ一本に賭けていればよかったですが、今年から選手会長をやらせていただいたことで、つくづくと、僕らプロゴルファーはひとりでは何もできないことに気づかされました。
みなさまの支えがあってはじめて成り立つ職業と、思い知ることができただけでも大役を務めさせていただいてよかったと、感謝の思いが増しています。
コロナで大変な状況の中、それでも大会を開いてくださった主催者のみなさま、エキシビション大会で僕たち選手に活躍の場を与えてくださったスポンサーの方々、そして、僕ら選手や関係者の安全を第一に、難しいご決断をしてくださったすべてのみなさまに、何度お礼を申し上げても足りない気持ちです。
男子ゴルフを支え、応援してくださるすべてのみなさまに、この場をお借りして、いま一度お礼を言わせてください。
今年も1年、本当にありがとうございました。
来年は、どうかすべての大会が予定通りに開催されますように。
来年こそトーナメント会場で、みなさまと笑顔でお会いできますように。
男子ゴルフって面白いと言っていただけますように……。
選手一丸となって、頑張ってまいります。
みなさま、来年も男子ゴルフをなにとぞ宜しくお願い致します。
年末年始もどうかお元気で。数年に一度ともいわれている強い寒波には、くれぐれもお気をつけて。良いお年をお迎えください」
ジャパンゴルフツアー選手会長