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大山どりカップ 2021

「初心にもう一度戻るつもりで」 高山忠洋が19年ぶりAbemaTVツアーへ

練習ラウンドを行っていたプロの中に珍しい顔が。5月に行われた『アジアパシフィックダイヤモンドカップ』で予選落ちに終わり、16年間守り続けたシード権を手放すことになった高山忠洋だ。高山は2018年に中心性漿液静脈絡網膜症と診断されツアーを離脱。同年末に手術に踏み切り、2020年の9月に特別保障制度を利用してツアーに復帰した。ただ、与えられた9試合でシード権確保を狙ったものの、あと一歩届かずシード権を手放すことになった。今回は主催者推薦での出場となる。
「2002年にシード権を獲った年に何試合が出たのが最後だと思うので19年ぶりですね。新鮮と言うか、若い選手ばかりで自分が新人のような気持ちです。こうやって試合に出させてもらえる機会を頂いたので、なんとか優勝争いに絡んで大会を盛り上げたいと思います」。
久々の慣れないフィールドだが、ここをステップにレギュラーツアーへ再び戻ることを目論む。新たなスタートを切る高山忠洋のプレーに注目したい。

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