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矢野東が久々に納得のゴルフを披露!【第1R】

 亀代順哉と並んで5アンダーのトップタイに立ったのは矢野東。この日は5バーディ、ノーボギーの67という内容だが、他にも2つ、3つチャンスを外してのこのスコアだと言う。
「今日はよかったですね。ショットがすごくよかったです。もうちょっと伸ばせる感じがありましたね。ティショットも飛んで曲がらなかったですし、アイアンもほぼ狙ったところに打てていましたし、ほとんどグリーンに乗っていたんじゃないですかね。気持ちよかったですね」。

今年の特殊な状況の中で矢野自身も違ったことに取り組んでいるそうで、その一つがゴルフレッスンスクールの監修だ。
「そのスクールをよりよくするためのアドバイスというか、そういうことに関わっていて、自分もそこでレッスンを受けているんです。本当にいい理論で、かなりいい方向にスイングは向いていると思いますよ」。

 そのスクールではいわゆる欧米の最新理論に基づいたレッスンを行なっているとのことで、矢野にとっても、新しいことの発見というよりは納得できる部分が多いよう。ゴルフスイングにとって正しいことをやれている感覚があるという。
この日のスコアはたまたまだと謙遜するが、他の選手の苦しみ方を見ればまぐれで出る数字ではないことはわかる。今年に限っては今回のQTを突破して来年はツアーに復帰という強い気持ちはそこまで持っていないというが、その無欲さがスイングと同じようにいい方向に展開することもある。面白くなりそうな予感がする。

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