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関西オープンゴルフ選手権競技 2021

15番で入りかけ。星野陸也が「今度こそ勝ち切る」

今度こそ勝ち切る!©JGTOimages
ベテランや年下、飛ばし屋に挟まれて、24歳が2年前の雪辱に挑む。
星野陸也が、3日目の「68」で首位浮上。

この日は、前半・後半のパー3が鮮やかだった。

実測で177ヤードの8番は、9Iの「マン振り」で2.5メートルのバーディを奪うと後半、155ヤードの15番は、こちらもまた9Iで入りかけ。

日に日に乾いていくグリーンも186センチの長身で、上空からピタリと止める。
「左からの風に、ラインだしが上手くいって、入ったんじゃないか?! ほんとに入って欲しかった」と、悔しかったがピンそばのバーディで、最終日を最終組で迎える。

同組の上井もチャン・キムも飛ばし屋。
でも「ここは飛距離が要るコースではない。低い球、フェード、ドローなど、コントロールショットが必要。2人を気にすることがないように」と見極め、マイペースを決め込むつもり。

また、1差の4位には53歳の谷口徹が控える。
「谷口さんと何度も回らせていただいて、小技の上手さは知っています。凡ミスしたら逆転される」と、引き締める。

3打差5位の石坂や先週2位の中島啓太さん、日大後輩の大岩など、年下の活躍が目覚ましく、24歳は「自分も負けないように頑張りたい」と、気合を入れた。

一昨年大会では日大先輩の大槻にプレーオフ負けした。
「今度こそ勝ち切りたい」。
2年越しの雪辱で、ツアー通算4勝目をつかみ取る。

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