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ANAオープンゴルフトーナメント 2021
大槻智春は再びツアー2勝目を逃す
持ち味のドライバーを積極的に使った第1打は、常に同組の矢野と木下の前を行ったが、ラフに沈む場面も多く、2打目が寄らない。パットも入らない。
出だしの1番ではほんの短いパーパットを外してボギーの幕開け。
「思った以上にファーストパットも重くて、ラインに持っていかれるというのがあって。気持ち良いスタートでは無かった」。
前日3日目は、ボギーなしの「63」と、見事なスコアを出したが最終日は3バーディ、3ボギーの「72」。
伸ばせなかったのは、プレッシャーとも無縁ではない。
「もちろん、緊張はしました」と、言った。
「悔しさはもちろんありますし、勝てないというのは何かしら足らないというのがあるからであって、そこは気持ちを切り替えながら。来週も試合がありますし、ちょっとずつ考えて行こうかなと思います」。
悲願の2勝目へ、答え探しが続く。