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バンテリン東海クラシック 2021

@中島啓太さんが腰痛で棄権「本当に申し訳ありません」

本当に申し訳ありません。。。
史上初のアマ連勝がかかっていた日体大3年の中島啓太さんが2日目のスタート前に、棄権を申し出た。

今朝、起きがけに右腰に強い痛みを覚えたという。
29日の夕方から症状は出ていたが、「悪化していてびっくりしました」。
謝罪の会見には背筋を正して応じたが、「立っても、座っていても…」と、辛そうだった。

試合中でも毎日のトレーニングと、パー3以外の全ホールでドライバーを持つ戦略は「5日間で9ラウンドをこなした」という先月の大学リーグ戦から続けていた。

高校時からの持病といい、だからこその鍛錬でもあった。
将来を見据え、史上5人目のアマVを達成した先週の「パナソニックオープン」に続いて前日初日も、難しい三好でドライバーを振り続けたが、21歳の体に負担が出ていた。

大学や、アマチュア選手を統括する日本ゴルフ協会にも相談し、「みなさんに理解していただいた上で、大事をとらせていただく」と、苦渋の決断を下した。

主催者、関係者と予選ラウンド同伴だった石川遼と、星野陸也にも詫びて歩いて「せっかく主催者推薦をいただいて、すごくよい組で回らせていただいたのに…」と、何度も頭を下げた。

「応援してくださったたくさんの方々に応えられず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」。
2週後に控えた「日本オープン」など、このあとの試合に備えて完治を目指す。
  • 何度も頭を下げた中島さん。お大事に…。また元気に戻ってきてください

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