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練習場で松山と競争 @中島啓太さんが初挑戦で28位(ZOZOチャンピオンシップ)

航さんもお疲れ様でした!©JGTOimages
大会史上初のアマ出場を果たした中島啓太さんが、最終日に「68」。4バーディ、2ボギーで回って2日目の「69」に続く、今週2度目の60台を記録した。

裏街道のインの第一組から出たこの日は12番で連続ボギーと苦しい立ち上がりだったが、「そこから粘れたのはよかった」と、前半最後の18番から折り返して1番で連続バーディを奪うなど、通算イーブンパーの28位タイ。

記念すべき米初戦で、しっかりと存在感を出して戦い終えた。

9月の「パナソニックオープン」で史上5人目のアマVを飾り、きゅうきょ主催者推薦を受けて初出場を果たした。
練習ラウンドを回った憧れのコリン・モリカワにも開幕前に、「これが君のスタートライン。頑張って」と、エールを受けて襟を正してプレー。

「とても誇りに思いますし、チャンスを与えてくださった主催者のみなさま、一緒に回ってくださったプロのみなさんに、心から感謝したいと思います」と、中島さんは本当にいつも、礼に始まり礼に終わる。

この日は、ハーフターンで最終組に追いつき、後半のアウトコースで松山のV争いを追いかけながらのプレー。
「たくさんのギャラリーの方が歩いてらっしゃって。いつか自分も多くのギャラリーのみなさんに応援されながらプレーしたい」と、思いも新た。

今週は、キャディをしてくれた日体大先輩の石川航さんと一緒に毎日、練習場に居残り「どれだけ練習をやっても足りない。納得するまで打ちました」と、気づけば最後はいつも、選手は松山と2人きり。
どちらが早く腰を上げるか競争で、「松山さんの向上心はすごい。自分も常に上を目指してやりたい」と、大いに刺激に。

翌週は、大学の対抗戦に出たあとすぐ中東ドバイに向けて出発。
かねてより、目標にしていたアジアアマで、来年4月のマスターズの出場権を狙う。
「優勝できるように頑張ってきます」。
吉報、待ってます。

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