1アンダーの73位タイから出たこの日は前半通算2アンダーまで伸ばすと後半、最初の10番で、グリーンの外からパターを使った15メートルの第3打を“チップイン”。
続く11番では2メートルを沈めて連続バーディを奪った。
予選圏内に潜り込むと「そこから余裕ができて、波に乗れた」と、最後18番のパー5はグリーン奥から寄せてバーディ締め。
未来のあるジュニアに経験を積ませる大会の取り組みで、今年は6人がプロの舞台を踏んだが、週末に残ったのは通算5アンダーまで伸ばして27位タイにつけた林田さん一人だけだった。
「サインください!」と取り囲み、未来のプロ気分を味わわせて気持ちを高めてくれた子たちもみんな後輩。
週末も引き続き、期待を一身に背負って歩く林田さんは「プロの試合は1打落とすだけでかなり順位が下がってしまう。3ホールに1回はバーディを獲って、ノーボギーで回りたい」と、目標を掲げた。