キャディで支えてくれた子も、スコアをつけて歩くスコアラーや速報ボード、お静かにボードを持って大会運営のお手伝いしてくれた子もみんな高校の後輩。
週末には部員総出の応援に「力になった」と、感謝した。
最後は35位まで順位を落としてしまったが、2日目の首位で大会を盛り上げた長野大雅(ながの・たいが)は高校の先輩。
「目標はこの舞台で戦うこと」と話す林田さんも、母校一色の会場で懸命に夢を追い、河本力のツアー初優勝の瞬間を、長野と並んで見守り、思いを高めた。
ツアーは自身2戦目の挑戦だった。
「2回目で、初めて決勝ラウンドで戦えたことは自信になります」と、チャンスを与えてくださった主催者にも改めて感謝を伝え「まだ具体的な進路は決まっていませんが、いずれにしても、尊敬されるプロゴルファーになりたいです」と、将来図を描いた。