記事

ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2022

自身の課題と向き合った村上拓海が首位と3打差の好スタート

村上拓海が6バーディ、1ボギーの5アンダー67でラウンド。首位と3打差の3位タイにつけた。

今季はレギュラーツアーを主戦場として戦ってきたが、思うような成績を残せず、後半戦はおそらく出場機会が限られる。レギュラーツアーで感じたことは、ショット力の精度の違い。村上自身の持ち味はアイアンのショット力だが、それが思うように発揮することができず、悪循環のゴルフを強いられた。

言い換えれば、自分の武器を生かすためには、アイアンショットを磨くだけでなく、ドライバーやアプローチなど、全体的なレベルの底上げが必要ということだ。

自分の強みを生かすために、改めて自身のゴルフを見直して、後半戦はABEMAツアーに主軸を置くだろう村上だが、ある意味で心機一転挑んだ今週の試合で、まずは結果にこだわりたい。

 

そしてもう一人、自身のゴルフを整理して見直したことで調子が上向きになったのが比嘉拓也だ。この日は6バーディ、1ボギーの5アンダー67という内容で村上らと共に3位タイにつけた。

「ドライバーを44.75から45.5に長くして、ちょっと飛距離が伸びたんですけど、長くしたことでアイアンの入り方も良くなったんです。長いものを振ることでリズムが取りやすくなって、それでゴルフの内容が良くなりました」。

 

後半戦に入り、ランキングが気になる時期に突入するだけに、これからの1試合が大切になる。自分のゴルフと改めて向き合った2人の明日以降のプレーに注目したい。



 

関連記事