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Novil Cup 2025

アジアンツアー最終予選トップ通過の村上拓海が新たな気持ちでACNツアーに挑む

昨年の12月にタイで行われたアジアンツアーの最終予選会をトップで通過した村上拓海が国内での初戦を迎える。

アジアンツアーの最終予選会をトップ通過したことで10月まではアジアンツアーを主戦場として考えている。ただ、普通ならできない経験をできている今だからこそ、それを日本ツアーの試合で発揮したいとも話す。

「ブライソン・デシャンボーとかホアキン・ニーマンとか自分がテレビで見ていたスーパースターと同じ舞台で戦えているのは本当に嬉しいことだと感じています。憧れて緊張しちゃってということはないんですが、技術の高さだったり、レベルの違いだったりは本当に感じていますし、課題も明確になっています」。

 

ここまでアジアンツアーに4戦出場して全て予選落ちという苦しい戦いを強いられているが村上の表情は意外と明るい。もちろん結果を出せることに越したことはないが、それ以上に良い経験を積めている実感があるのだろう。また、海外志向が以前から強かったこともあり、精神面での充実感もあるようだ。

「ゴルフ以外の面と言うと変な言い方ですが充実していると思います。よくアジアンツアーは過酷で大変だと言いますが、僕の場合はご飯も美味しく食べられていますし、環境に上手く対応できているので楽しいですね」。

 

ゴルフの状態自体は悪くないと村上。アジアンツアーで感じた課題を自らに課しながら新たな心持ちで迎える国内初戦。次のアジアンツアーの試合に繋げる意味でも内容の濃いゴルフを展開したいところだ。



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