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三井住友VISA太平洋マスターズ 2022

こちらはカツマタ繋がりで発奮「僕もいます!」勝亦悠斗が勝俣陵と並んで4位浮上

前日2日目は、石川と勝俣のリョウつながりが話題となったが、3日目に今度は、勝俣と勝亦のカツマタつながりの話しを少し。

勝亦悠斗(かつまた・ゆうと)は、勝俣陵(かつまた・りょう)のひとつ先輩で、プロ7年目の28歳。



今季はツアーの出場資格がなく、8月に栃木県の太平洋クラブ益子PGAコースで行われた本大会予選会「太平洋オープン」で3差の圧勝を飾って、出場資格を得て今季はやっとこれが4戦目の選手だ。


「単独3位に入ればシード権も…と考えなくはないですが、現実味がない。まずは、間近のQTサードに向けて」と、無欲でいながら、2日目に2差2位につけた同じ名字にひそかな対抗心もちらり。


後輩の「勝俣」とは「俣」と「亦」とで、「よく漢字を間違われたり」と、少なからず縁がある。

「昨日は、勝俣のナイスプレーを見て僕もいます、と。こっちのカツマタも頑張らないと」と、勝亦の意地を見せて、3日目に「65」。


スタートから3連続バーディを記録するなど「ショットもパットのタッチも今週はよく合って、タップインがあまりない」と、チャンスはほぼ余さずゲット。

11番ではアゴ近くのバンカーショットをミスしてダブルボギーを打ったがめげずに盛り返してこられた。


最後18番ではバンカーから刻んで、しっかりと2メートルのバーディ締め。

通算6アンダーの4位タイで、もうひとりの「カツマタ」にも並んで最終ラウンドに挑む。


地元静岡県の富士市出身。
自宅から車で40分ほどという御殿場コースは、所属先のメンバーさんと、よくラウンドレッスンで回るそうだ。

観客動員数1万人越えを記録したこの日は、大会テーマカラーの緑でウェアをまとめて善戦。


「今日はその方々も応援にきてくださって、良いプレーが魅せられて良かった」と、恩返しの好スコアにも喜びが増す。

家族も毎日、応援にきてくれているそうで、「最終日も良いプレーを見せて、あわよくばトップ10。そこから次の試合につなげていけたら」と、もうひとりのカツマタも気合いを入れた。

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