2位と2差の8アンダーで単独首位に立った。
2打目を60センチにつけたスタートの1番から6連続バーディで、猛ダッシュした。
8番パー5もバーディとし、ハーフ「29」でターンすると後半10番と15番で2バーディを追加。
「特に大きなミスもなくプレーができた」と、ボギーはティショットを左に曲げた最後18番だけだった。
出場権をかけた昨年11月の最終Qスクールを7位で突破。年内はいきなり2位の好成績を残した同月24日ー27日の開幕戦「豪州プロ選手権」ほか、4試合を戦いいったん帰国。
年をまたいでシーズン再開後は、出場資格が降りてくるのを待つ間に「ソニーオープン・イン・ハワイ」のマンデートーナメントにも挑戦し、米進出のチャンスを伺ったが本戦突破はならなかった。
「すぐに日本に帰って地元(岡山)で調整してきましたが、まだとてもいい状態とは言えません」と話すが今大会が2023年合流初戦。
「出だしの6連続バーディのおかげもあり、いきなりトップスタートできて良かったです」と、喜んだ。
現在の賞金ランキングは30位。
目標のレギュラー昇格にむけて「明日からの3日間も頑張っていきたいです」と、早々の好発進で弾みをつける。
そのほか、昨季日本ツアーの賞金ランキング上位3人の資格で出ている賞金王の比嘉一貴(ひが・かずき)が8バーディ、3ボギーの「67」。5アンダーは、久常に3打差の5位タイと絶好のスタートを切った。
また、同賞金2位の星野陸也(ほしの・りくや)は3バーディ、1ボギーの「70」とし、2アンダーの30位タイにつけている。
初日のスタート直前に、きゅうきょ繰り上げ出場を果たした賞金3位の岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)は1バーディ、3ボギーと伸ばせず、2オーバーの107位タイと出遅れたが「明日も頑張ります」と、巻き返しに懸命だ。