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嘉数光倫が最上位の4位タイで決勝へ(NZオープン)

豪州とアジア共催の「ニュージーランドオープン Presented by Sky Sport」は3日、予選ラウンド2日目を終了し、プロ12年目の嘉数光倫(かかず・てるみち)が、日本勢最上位の4位タイで4日からの決勝ラウンドに進出した。 


Leaderboard | New Zealand Open (nzopen.com)


嘉数は、4アンダーの13位タイから出て5バーディとボギーなしの「66」を記録。
「今日の5アンダーは、素直に嬉しい」と、首位のクリストファー・ウッド(豪州)に3打差と迫る上昇を喜んだ。


「基本的にショットが安定していて、ストレスもなく、チャンスが多く作れた」と成果を話し、「自分で言うのもなんなんですが、2日間ともバランスがよい感じです」と、手応えも口にした。


昨シーズンは、ABEMAツアーの賞金3位で来季前半期の出場資格を確保しながら、いずれも大会の予選会から出場チャンスを掴んだ8月の「日本プロ」で4位、10月の「日本オープン」で6位と、わずか4試合でレギュラーツアーの賞金ランキング43位に食い込み、2019年来のシード復帰を果たした。


紆余曲折を経たことで、「いろいろな経験が積めて、自分としては十分に戦えるだろうという自負もある」と、脂の乗った33歳は気力も充実。
「ツアーでの初優勝目指して頑張りたい」と話す今季、日本ツアーの開幕を前に、ニュージーランドで腕試しだ。

「昨日、今日よりもちょっとだけ気合の入ったプレーができれば、十分優勝争いにからめる可能性がある。明日もバランスよいプレーをめざして頑張りたいです」と、気合いが入った。


なおJGTOは、2014年から本大会とパートナーシップ契約を締結し、コロナから3年ぶりに開催が復活した今年は、嘉数を含めて20人のジャパンゴルフツアーメンバーが出場。

アマチュアとペアでプレーしながら成績を競う競技形式が特徴で、この日は予選ラウンドを終えて、9人が4日からの決勝ラウンドに進んだ。


JGTOメンバー2日目の成績 Leaderboard | New Zealand Open (nzopen.com)

4位タイ(9アンダー)嘉数光倫
12位タイ(7アンダー)阿久津未来也、木下稜介、池村寛世、香妻陣一朗
26位タイ(6アンダー)浅地洋佑(※AT枠)
38位タイ(5アンダー)米澤蓮
51位タイ(4アンダー)堀川未来夢、ブレンダン・ジョーンズ、トッド・ペク

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(以上予選通過)

85位タイ(2アンダー)河本力
96位タイ(1アンダー)小鯛達也、清水大成
107位タイ(イーブンパー)桂川有人、ハン・リー、大岩龍一、大堀裕次郎
121位タイ(1オーバー)H・W・リュー
129位タイ(2オーバー)勝俣陵、市原弘大


※棄権:竹安俊也(2ラウンドスタート前、体調不良のため)

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