この日の嘉数はバーディ6つにボギーがひとつ。
「特にティショットが安定しているのが絶対的な要因。フェアウエイからピンを狙っていける」と、自信に満ちたゴルフで2日連続の「66」を記録。
通算14アンダーまで伸ばした。
4位タイに浮上した前日の2日目に続いて「ショット、パット共にバランスの良いプレーができている」と終始、そつのない内容には満足だが、この日は日本ツアーで15勝を誇る豪州のブレンダン・ジョーンズが、ボギーなしの9アンダー(62)を出して、51位タイから4位タイに急浮上してくるなど、最終日も伸ばし合いの様相だ。
「今日までのゴルフだとトップ5で終わりそう。もっとバランス以上のものを求めないといけない」と、現状維持では置いてけぼりは必至。
「明日は7アンダーくらいを目指せたら。ラッキーでもよい。どこかで、スイッチが入ってくれたら優勝の可能性は十分出てくる。自分で入れるのか、勝手に入ってくれるのか…」と、アクセルのタイミングを伺う。
昨季は、出場わずか4試合で賞金43位に食い込み、2季ぶりのシード復活を果たす離れ業を演じた33歳。
光倫=てるみちの名前を文字って「テルミ-」の愛称で親しまれる沖縄出身の“ゆるキャラ”は、「初優勝が海外ってどうなんだろ…。カッコ良いかな、どうかな…!?」と、夢のVシーンで気分を高めて、「海外でこんなチャンスめったにない。優勝、狙っちゃいます!」。
実現できたら、カッコ良いに決まってる。
そのほかの上位は池村寛世が通算12アンダーの7位タイ、木下稜介が通算10アンダーの12位タイにつけている。
JGTOメンバー3日目の成績 Leaderboard | New Zealand Open (nzopen.com)
3位 (14アンダー)嘉数光倫
4位タイ(13アンダー)ブレンダン・ジョーンズ
7位タイ(12アンダー)池村寛世
12位タイ(10アンダー)木下稜介
22位タイ(8アンダー)米澤蓮
31位タイ(7アンダー)浅地洋佑(AT枠)、香妻陣一朗、阿久津未来也
42位タイ(6アンダー)堀川未来夢
64位タイ(3アンダー)トッド・ペク