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「初優勝ならカッコ良い?!」嘉数が3差の3位で最終日へ(NZオープン3日目)

ニュージーランドで初Vなら間違いなくカッコいい。

豪州とアジア共催の「ニュージーランドオープン Presented by Sky Sport」は4日、第3ラウンドが終了し、プロ12年目の嘉数光倫(かかず・てるみち)が、首位のシェイ・ウールズ・コブ(豪州)と3差の単独3位で最終ラウンドを迎える。


明日もクールに決めよう


この日の嘉数はバーディ6つにボギーがひとつ。

「特にティショットが安定しているのが絶対的な要因。フェアウエイからピンを狙っていける」と、自信に満ちたゴルフで2日連続の「66」を記録。

通算14アンダーまで伸ばした。


4位タイに浮上した前日の2日目に続いて「ショット、パット共にバランスの良いプレーができている」と終始、そつのない内容には満足だが、この日は日本ツアーで15勝を誇る豪州のブレンダン・ジョーンズが、ボギーなしの9アンダー(62)を出して、51位タイから4位タイに急浮上してくるなど、最終日も伸ばし合いの様相だ。

「今日までのゴルフだとトップ5で終わりそう。もっとバランス以上のものを求めないといけない」と、現状維持では置いてけぼりは必至。

「明日は7アンダーくらいを目指せたら。ラッキーでもよい。どこかで、スイッチが入ってくれたら優勝の可能性は十分出てくる。自分で入れるのか、勝手に入ってくれるのか…」と、アクセルのタイミングを伺う。


昨季は、出場わずか4試合で賞金43位に食い込み、2季ぶりのシード復活を果たす離れ業を演じた33歳。

光倫=てるみちの名前を文字って「テルミ-」の愛称で親しまれる沖縄出身の“ゆるキャラ”は、「初優勝が海外ってどうなんだろ…。カッコ良いかな、どうかな…!?」と、夢のVシーンで気分を高めて、「海外でこんなチャンスめったにない。優勝、狙っちゃいます!」。

実現できたら、カッコ良いに決まってる。


そのほかの上位は池村寛世が通算12アンダーの7位タイ、木下稜介が通算10アンダーの12位タイにつけている。


JGTOメンバー3日目の成績 Leaderboard | New Zealand Open (nzopen.com)

3位  (14アンダー)嘉数光倫

4位タイ(13アンダー)ブレンダン・ジョーンズ
7位タイ(12アンダー)池村寛世

12位タイ(10アンダー)木下稜介

22位タイ(8アンダー)米澤蓮

31位タイ(7アンダー)浅地洋佑(AT枠)、香妻陣一朗、阿久津未来也

42位タイ(6アンダー)堀川未来夢

64位タイ(3アンダー)トッド・ペク

 

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