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東建ホームメイトカップ 2023

アグリのビフォーアフター

プロ3季目の岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)は昨季、急成長株のひとり。

契機は、ファイナルQT9位の資格で出た昨年の今大会だった。

3位で出た初日の囲み取材で、きよみずから飛び降りるつもりで購入したという、高価な飛距離測定器を大事そうに抱えて登場。

初々しかった。

この1年の急成長ぶりを比較してみようと、今年も同じ場所、同じポーズで撮ってみた。


双子じゃないよ


今の心境は??
「気持ちは・・・去年と変わらないですけど1年やってみて、ロケーションや、バーディを獲りやすい場所は去年より分かってきました」と、確かに貫禄が出てきた。


昨季は、初Vこそ逃したものの、賞金3位の成績を残して余裕も出てきた。
昨年は、「人生で一番高価な買い物」と話していた飛距離測定器を今オフ、もう1台購入。

「前のは、打った瞬間のが出るやつでしたが新しいのは後ろからの弾道もとれます」と、スイングのデータ収集も、ますます充実中。

昨春は、まだ車も借り物だったが新車も買えた。


プロゴルファーで、キャディの湯本開史(ゆもと・かいし)とのグルメツアーも、転戦時のお楽しみだが今週は、現地入りしてすぐコース近隣のうなぎの名店「だるま」に来店。

さっそく舌鼓を打った。


今年は、昨季の日本ツアーの賞金ランキングで資格を得た欧州・DPワールドツアーを転戦。
開幕までに4戦プレーし、「移動とか、気候とか、芝質とか、日本とは全部違っていて、コンディションを合わせていくのが難しい」と、苦戦しながら勉強中。


「去年の今頃は、出られるとは思ってもいなかったので」と、思いがけない海外転戦も、ビフォー・アフターのひとつだ。

「今年はヨーロッパにも出るので、日本の試合は減りますが、それでも上位争いをして、できれば去年よりも良い成績を」と意気込む。


大化けの契機となった今大会。
「東建ホームメイトカップ」は今年が30回の記念大会と知ると「僕が優勝します・・・!」。
たちまち、アグリの目の色が変わった。


初日の組み合わせはこちらから

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