次に誕生するツアー初勝者は、1973年のツアー制度施行後から数えてちょうど節目の400人目。
今週も、3日目のリーダーボードに候補者が目白押しだ。
2位と2打差の通算16アンダーで、完全優勝もかかるプロ5年目の安森一貴(やすもり・かずき)を筆頭に、4差4位の鈴木晃祐(すずき・こうすけ)や、5打差5位の平田憲聖(ひらた・けんせい)も期待の一人。
平田は、一昨年のプロ転向初年から、大会主催のミズノの看板も背負う。
会場のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部は、転向前のサードQTで、7連続バーディを記録して通過したそうで伸ばし方は心得ており、前日3日目も、9番から6連続バーディ。
「67」で急浮上し、水野明人・社長の激励を受けていた。
大会の上位4人には「全英オープン」の出場権もかかる。
「小さい頃からテレビで見ていた夢の舞台。行きたいです」と、恩人に健闘を誓った。