ワールドワイドなK--POPアイドルの力を借りて単独首位浮上だ。
韓流ゴルファー宋 永漢（ソン・ヨンハン）が獲りも獲ったり9バーディ（1ボギー）の「64」。

2位と1差の通算12アンダーまで伸ばした。

快打の契機は1番。
コース改造で難しくなった最初のパー4も、「僕は好き」と、ドライバーでフェアウェイを捉え、残り160ヤードと9アイアンでピン手前3メートルにつけてバーディ発進。

「それで波に乗れました」と、初日にバンカー目玉でダブルボギーとした8番パー3 で、きょうは左4メートルに乗っけてリベンジも成功。

始めよければ終わりもよしと、最後18番のパー5も手前からのアプローチでピンにくっつけバーディ締め。
「今日は全部良かったです」と、満足そうにえくぼを作った。

シーズンは、本大会から後半戦に突入。
そういう区切りの試合は気合いが入るそうで「いいプレーができる気がします」と、ノっている。

音楽で溢れる会場も「リラックスして臨めます」と好プレーの要因に。
選手紹介時に「日本人より日本語が上手い･･･」「甘いマスク･･･」などなど、アナウンサーさんのリップサービスには毎回、顔が赤くなってしまうがBGMには毎日、惚れ惚れ。

世界的人気のKーPOPグループ「SHINee（シャイニー）」のメンバー、ミンホさんは長年の友人で、ゴルフが大好き。
ツアーが休みだった先週も、一緒に韓国でラウンドしてきたばかりだ。

ミンホさんは本大会でスタート時に選手がリクエストした曲を流してくれることも知っており、「これにしなよ」とすすめてくれたのが「JUICE（ジュース）」という楽曲だった。

「なんか、ほんとスタート前に聴いたら気分がよくなる。ミンホのいうとおり、これにしてよかったです」と、ニコニコ。
「トップで予選通過できたのも、この曲のおかげ。ありがとう」と、感謝する。

来週月曜日に、ミンホさんたち「SHINee（シャイニー）」のみなさんが、ファンミーティングのため来日されるそうだ。

「まだ大会は半分、残っていますから」と、明言は避けたが「日本でまた再会できたらいいですね」。

2016年の日亜「SMBCシンガポールオープン」以来の2勝目を報告できたら最高にドラマチック。

ちなみに、池村寛世（いけむら・ともよ）のキャディのこっちゃんさんによると、ヨンハンとミンホさんは2人ともそっくりで、超イケメンさんだそうだ。

• 宋 永漢