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フジサンケイクラシック 2023

石川航が兄とのきょうだい対決以上に楽しみにしている組み合わせは?!

2010年の連覇による大会2勝の兄・遼の8歳弟、石川航(いしかわ・わたる)が28日の予選会マンデートーナメントを突破して、大会初出場を果たす。


総距離の長さなどからモンスターと呼ばれるコースをイーブンパーでまとめて、4位タイ通過。

自力で掴んだ切符に兄・遼も「パープレーでよく回れたと思いますし、自分の実力でしっかりつかんだ本戦の切符なので、素直に凄いなと思います」と、弟を褒めていた。


きゅうきょ決まった出場に、航は姉の葉子さんにキャディを頼んだ。


頼りにしてます


先週は、兄のバッグを担いだ葉子さんにとっては夏の過酷な2連戦。「葉子には、大変かと思いますけど。先週もそつなくノーミスでやってくれた」と感謝した兄は「家族みんなで頑張りたい」。
きょうだい共闘で、力を合わす。


アマ時は、「お兄ちゃんと一緒に回って、優勝争いするのが目標」と話し、スコアボードも「お兄ちゃんのスコアを見て尊敬している感じだった」という航に成長と変化が見られたのは、日体大進学後。


部内で揉まれ、同期の河本力(かわもと・りき)の怪力を一番そばで見て、自身も肉体改造に着手。
今年は1学年下の中島啓太(なかじま・けいた)が現在賞金1位を走るなど「最近は若い、僕らの世代がツアーを引っ張っている」と、近ごろ意識するのももっぱら同年代の選手たち。


決勝ラウンドで一緒に回ってみたい名前に挙げるのも、「リキやケイタ」と、元チームメイトらの名前だ。

「3人で回れたら楽しいだろうな、と思います。いつか優勝争いでプレーしてみたい」と、ツアーでほぼ1年ぶりの予選通過を果たしたこないだの「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」でも話していた。


男子ゴルフの最前線を走るリキとケイタの2人にワタルも追いつきたい一心で、初日は午後から初の富士桜に出る。


いつかこの3人で・・・。ワタル(中)も頑張る

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