その中で、韓国出身の宋永漢(ソン・ヨンハン、=写真右から2番目)と、トッド・ペク(=同3番目)にとっては、ホームであって、ホームではない。
共にJGTO枠で出場する2人は、開催前日の練習ラウンドで回る選手も、普段から仲がよい永野竜太郎(=左)と石川遼(=右)とで“日韓交流”。
和気藹々とコースを見て回った。
先月の「Sansan KBCオーガスタ」で自身は1差惜敗しながら、7年ぶりの2勝目を飾ったヨンハンをお祝いに来てくれた一人が、永野だった。
またコロナ以降、日本ツアーで戦う韓国勢は激変したが、ヨンハンは兵役復帰と時期が重なった2021年に、韓国ツアーのシード権を失うことを承知で、それまで世話になってきた日本で戦い続けることを決断。
ヨンハンの帰還を喜び、大歓迎してくれた一人が石川である。
先週の「フジサンケイクラシック」から日本ツアーの仲間と共に凱旋した今週は、所属の新韓銀行が主催。
「韓国での試合というよりも、所属の試合なのでしっかりやりたいです」と、気合いが入る。
「ホストプロとして一番上手くやらないといけないと思いますが、まずはやらなければならないことに最善を尽くしたいです」と、相変わらず上手い日本語で、意気込みを語った。
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9月7日 13:00~17:00
9月8日 13:00~17:00
9月9日 12:00~16:00
9月10日 12:00~16:00
⛳「Shinhan Donghae Open」開催概要
<日程>9月7日ー10日
<会場>Club 72 Country Club(仁川)
<賞金総額>14億ウォン(約110万ドル)
<優勝賞金>2億5200万ウォン(約19万3000ドル)
※5%はチャリティ
<競技形式> 72ホールストロークプレー。36ホール終了後上位65人が決勝ラウンドに進出
<出場資格>
・過去5年のShinhan Donghae Openの優勝者
・前年のShinhan Donghae Openのタイを含む上位5名(優勝者を除く)
・主催者による特別推薦 (8名)
・有資格者を除くJGTOの出場優先資格上位40名
・有資格者を除くアジアンツアー出場優先資格上位40名
・有資格者を除くKPGAの出場優先資格上位40名