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日本オープンゴルフ選手権 2023

久常涼が茨木からゾゾっとアピール「勝手に期待を・・・」欧州初制覇で膨らむ夢

日本一を決める大会で、欧州制覇を達成したばかりのゴルフをたっぷり見せる。

久常涼(ひさつね・りょう)が凱旋。



13日開幕の「日本オープン」で、4月の日欧「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」以来の国内3戦目を迎える。

欧州・DPワールドツアーの「カズー・フランスオープン」で、青木功と松山英樹に続く3人目の日本勢Vを飾ってから3週間経っても賞賛は鳴り止まない。


特に今週は久々のホームで、会場に入るなりおめでとうの嵐。

「先輩プロも言ってくださって本当に嬉しい限りです」と喜び、事前に呼ばれた火曜日の会見でも「ヨーロッパで勝ってしまったので期待度が高いと思いますが・・・・・・元気に頑張りますっ!!」と、リモートマイクに向かって抱負を思わず叫んでしまい、「・・・こういう場は慣れていないので緊張しています」と、恐縮していた。


本大会が茨木カンツリー倶楽部で行われるのは27年ぶり3度目だが、直近ツアーは「パナソニックオープン」が開催されており、欧州参戦時の恩人、川村昌弘(かわむら・まさひろ)が、2013年の同大会で初Vを飾ったコースでもある。


今回が初・茨木という久常は、「川村さんが初優勝されたコースで憧れもあったので出たかった」と、今回の出場意図を語り「少し聞いてきたので大丈夫なはずです!」と、帰国前には川村から攻略法もちゃっかり収集。

「内容は秘密です」。
本大会は昨年、初出場して予選敗退。
本番まで大事に温め雪辱の糧にする。


欧州・DPワールドツアーは昨年のQスクールから挑戦し、栄光にかけ上がったが、夢追い旅はまだ終わらない。

今秋の米二部ツアーのQスクール挑戦も予定に組み込んでいたといい、そのためにも久常の狙いは次週、日本開催の米ツアーだ。


19日に千葉県のアコーディアゴルフ習志野CCで開幕する「ZOZOチャンピオンシップ」でトップ10の成績を収めれば、最終予選から出られるチャンスがあるそうだが、それも同大会に出られて初めて目指せる夢ルート。

JGTO選手には、今週終了時点の賞金ランキング上位8人の資格のほか、数名の推薦枠も用意されており、「ZOZOさんお願いします、ということで勝手に期待を膨らませています」と、ニコニコアピール。


すでに欧州初制覇で熱視線は間違いない。
開催直前の日本タイトル戦で、主催者のココロをゾゾっと掴む。

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