前日プレーを残した32組91人が、決勝進出をかけてコースに散らばった。
うち14組41人は、前日にスタートもできていなかった。
初日に「61」の10アンダーで単独トップに立っていた早稲田大新3年生の@中野麟太朗さんもまた、一歩もコースに出られていなかった。
@中野さんの変更後の予定スタート時間は18時50分だったが、コースには当初の予定に合わせて11時には来ていたそうだ。
しかしその後も再三のスタート変更に「オレ、スタートできるかな・・・?」。
その間、大学の課題をひとつ完成させても時間をあまし、しびれをきらしてコースを抜けだし外の練習場で100分の打ち放題で腕ならし。
昼の腹ごなしも済ませてまたコースに戻ってきたのが14時頃。
前日の多度の日没時間は18時13分だった。
物理的に@中野さんのスタートは困難にも思えるが、パット練習⇒打撃練習⇒仮眠⇒17時過ぎからパット練習・・・と、いつでも出られる準備を重ねていたそうだ。
しかし「(午後)6時になって、日が沈んできたのでもうさすがに打つことないな・・・」と、結局一歩もコースに出ないまま、大会2日目は終了。
きょう3日目は、8時10分からコースに出て第2ラウンドを丸々こなしてからそのまま第3ラウンドを始めることになる。
「プロの試合で2ラウンドは不安でいっぱい」。
史上8人目のアマVを狙うハタチの挑戦が再開する。