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関西オープンゴルフ選手権競技 2024

15日が誕生日・生源寺龍憲「特別な気持ちがある」ルーツの滋賀で一旗揚げる。

第二の故郷で26歳になった。

プロ4季目。昨年のABEMAツアー賞金王の生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり)は、大会開幕前日の15日に誕生日を迎えた。


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バースデーウィークを戦う今週の「関西オープン」は大会初出場で、「優勝できればベストかな。4日間やりきるだけ」とプロ初Vへ、常以上に気合が入る。


山口県の出身だが、本籍は大阪にあり、名字は本大会の地元・滋賀県の大津市坂本にある「生源寺」が由来。

天台宗の開祖・最澄の誕生地に建立された古刹で、境内には産湯を取ったと伝わる井戸が今も残る。


生源寺家は代々、最澄が建てた比叡山延暦寺のふもとに鎮座する日吉大社の神主をつとめてきたといい、やがてその子孫の方々が全国に散らばっていったそうだ。


「僕のルーツ。特別な気持ちがある」と“聖地”を最初に拝観したのは、京都の同志社大学在学中。

お寺の歴史を聞きたいとご住職を尋ねたら、「お参りに来られた生源寺さんは、あなたで4人目です」と、言われたそうだ。


ぜひ、今回も訪ねたかったが、開催コースの名神八日市カントリー倶楽部を起点にお寺は琵琶湖をぐるっと反対側。

「ちょっと遠いし月曜日も疲れていて…」と、実現はしていないが次週、20日に出場予定の「全米オープン」最終予選の会場もまた、滋賀県だ。

日野カントリー倶楽部は、大学時代にキャディのバイトをしながら練習させてもらうなど、思い出が詰まった地。


「懐かしいな、って…。第二の故郷、という気持ちがあります」。
名字の一部をはしょって、あだ名は「ゲンジ」。
ゆかりの地で一旗揚げたい。

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