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ニューフェース2003 < 宮里優作 >

今月16日開幕の、米ツアー『ソニー・オープン・イン・ハワイ』で、宮里優作(=写真左)が、ツアーデビューを果たす。
先月12月26日には、母校の東北福祉大で会見。プロ転向を表明したばかりだ。

アマ時代は、日本学生3連覇、日本オープンで2年連続のローアマ賞獲得のほか、ツアーではベスト10入りが9回。V争いにもたびたび顔を出し、他のツアープレーヤーたちには、「優作は、アマであって、アマでない」と言わしめたほどの実力者が、いよいよ、ツアー界に降り立つ。

究極の夢は、米ツアーだ。
昨年、丸山&伊沢ペアのワールドカップ優勝に大いに刺激を受けて、「丸山さんに続き、早いうちに向こう(米ツアー)の選手になりたい」と、豊富を語る。
タイガー・ウッズへの憧れも人一倍強く、デビュー後のクラブ契約では最後まで、ウッズと同じナイキか、迷いに迷ったほどだ(最終的にブリヂストンと契約)。

日本ツアーでのデビュー戦は、昨年12月のアジア・ジャパン沖縄オープン2位の成績で出場権を得た、4月開幕戦の東建ホームメイトカップが濃厚だ。
今年はそのほか、推薦を含む10試合に出場が可能で、宮里は「限られた試合数で、来季のシード権をぜひ、手に入れたい」と、している。
  • 昨年12月のアジア・ジャパン沖縄オープンでチャンピオンの藤田(=左)に猛追して2位。「この4年間で、ある程度、(プロとしてやっていく自信が)つかめたかな」とコメント。

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