より、イップスの症状を抑えるグリップにしたところ、「全然入らなくなった」と伸び悩み。
午後の風と、硬度を増したグリーンにも翻弄された。
16番のパー3では「イメージ通りに打った」というショットが止まらず奥へ。
でも渾身のパーセーブで、13番から連続ボギーの悪い流れをせき止めたマネジメント力はやはりさすがだ。
通算9アンダーで、首位を死守して名前を並べたのは、初日の阿久津未来也(あくつ・みきや)に続いて、やはり練習仲間の木下稜介(きのした・りょうすけ)。
堀川と阿久津の初日の首位タイに嫉妬したという木下は、この日は堀川がスタートするまでに「66」をマークして追いついてきた。
上がって、スコアを提出する木下の様子をドア越しに撮影し、「囲み取材の前に取材しました」と、人気ユーチューバーは、配信のタイミングも逃さない。
阿久津と首位で並んだ前夜も「このタイミングで絶対に検索が増えると思ったので、速攻で連絡して編集してもらって、昨晩のうちにアップしてください、と」。
今週月曜日に撮影してあった阿久津と注目ホールを解説するコンテンツを前倒しで公開してもらうと、再生回数はすぐに6万越え。
コメント欄もいち早くチェックして「今朝までに、100件以上来ていて。皆さん見ていてくれるんだと思いましたし、うれしかった」と、視聴者の反響も励みにした。
3日目に木下と堀川と阿久津と。
すわ3人で最終組かと期待をしたが、この日は阿久津がひとつスコアを落として一歩後退。
「明日またみんなで頑張れば、可能性が出てくる」と、3日目はひとまずお預けだ。
大会の上位3人には「全英オープン」の資格もある。
「間違って3人で行けることになったら…」。ネタにも事欠かない珍道中になりそうだ。