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藤田寛之はプレーオフ敗退。初メジャー逃す(全米シニアオープン)

藤田寛之(ふじた・ひろゆき)は、夢のメジャー制覇を逃した。
「63」を出した初日から、3日連続の60台で首位を走ったが、最後は英国のブランドにプレーオフで敗れた。


U.S. Senior Open Championship 2024 Golf Leaderboard - PGA TOUR


今年の「全米シニアオープン」は、決着まで5日かかった。
濃い霧と、嵐による遅延と中断が重なり、最終ラウンドは、2016年大会以来という月曜持ち越しとなった。


3 打リードで一夜明け、残り8ホールで試練は来た。

再びプレーを始めた11番で、ティショットを今大会2度目のラフに沈めて、今大会3つ目となるボギーを叩くと、さらに12番で3パット。

連続ボギーを喫した。


右バンカーに入れた13番ではきわどいパーパットを沈められたが、右ラフから微妙な距離を残した14番ではまたボギー。
通算13アンダーまで落としてブランドに1打リードを奪われた。



そこから、耐えて本戦最後の18番で追いつき、向かい風の2打目は難しいライから見事なドローボールでパーオン。

反撃のチャンスもあったが、バーディトライは惜しくも逃してプレーオフにもつれた。



10番と18番の合計スコアで競う方式ではパーで分けたが、18番を繰り返すサドンデス方式では2ホール目の連続ボギーで惜敗。
夢の初メジャーを逃した。


今週の「日本プロゴルフ選手権大会(岐阜県・富士カントリー可児クラブ志野コース)」を主催する日本プロゴルフ協会(PGA)によると、藤田は自身の居住地である静岡県地区予選を突破して、出場権を獲得しており、4日の開幕に向けて急いで帰途につく予定だ。

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