「本当にこのサプライズは予想していなくて、このまま日本プロの会場に急いで行かなくてはと考えていたんで、今この会見が信じられないという感じです」という戸惑いと共に、「本当は優勝できたらよかった」という思いも同時に再燃したようだ。
初日の「63」を契機に首位を走り続けた上に、“5日目”の月曜に残された8ホールも、3打のリードを持って迎えたことで、それまで平静を保っていた藤田に異変が起きた。
「通常1日で済むトップで迎える最終日が2回も来てしまった、ということ。しかも、2回目がショートバージョンだったということで、正直5日目はやはり硬くなってしまっていました」などと、会見で心境を振り返った。