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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2024

短パンにピンマイク。石川遼が6年がかりでこぎつけた施策

6年がかりでこぎつけた。
石川遼は、大会前に主催者さんたちとしみじみと喜びを分かち合ったという。



2週前の「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」で初めて本戦での短パン着用が認められた。

最初にその議論が起きたのが、実は今大会で、石川が2018年に選手会長に就任したときのこと。


当時はまだ世界的にも例がなく、その是非をめぐって話し合いを続けてきた結果、最初は練習日のみだけだったのが、2021年には初めてプロアマ日にも着用が認められ、ついに今年は本戦でも実現された。

「先代と現在の事務局長と3人で喜び合ったんです」と、石川の目じりも下がる。


音楽やアウトドアとの融合をはかり、ゴルフのフェス化という画期的な施策を大成功させた本大会には、ゴルフファン以外の動員数も多い。


「ご家族で楽しみに来てくださる方も多い。ゴルフを知らない人にもゴルフに触れていただく良い機会になっていると思うので、その中でよりゴルフが親しみやすく、みんなで楽しめるものになってくれたら」と、本戦前日のプロアマ日は黒の短パンをセレクト。

盛夏のリラックススタイルで、ゴルフファン獲得を加速させたい。



本戦では、第2ラウンド(23日)の後半ハーフで、ピンマイクをつけてのプレーを再び決行する。


初挑戦した6月の選手会主催大会「JAPAN PLAYERSCHAMPIONSHIP by サトウ食品」では最終日に通算19勝目も達成して盛り上げた。

今回2度目の挑戦は、KBCローカルにはなるが、YouTubeでも配信を予定しており「トライアルとしてやってみて、次に繋がる部分を精査していきたいと思っています。可能性は感じているので、みんなでじっくりと話し合っていきたい」と、今回もまた自ら率先して、ファンとの距離を縮めていく。


今年から7番パー4で22ヤード、18番パー5で36ヤード距離が延び、「チャンスホールで簡単にバーディが取れない設定になった。スコアにも影響はある」と警戒するが、昨年まで11回出て、2016年大会の1勝ほか11年と21年が2位、2009年は3位などトップ10が6回も。


「フェアウェイとラフはものすごくフェアな仕上がりで、グリーン史上で言うとツアーでもトップクラス。この異常な暑さの中でも10年以上、コンディションを安定させてくださっている」とほれ込むコースで大会2勝目なら、また最高に盛り上がる。


<放送予定>
8月23日 14:48~16:48 九州朝日放送(ローカル)(生中継)
8月24日 13:55~15:30 九州朝日放送(ローカル)(生中継)
8月24日 24:00~24:55 テレビ朝日系列24局ネット(録画放送)
8月25日 13:55~15:20 テレビ朝日系列24局ネット(生中継)

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