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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2024

小斉平はプレーオフ2ホール目のOB3発が悔やまれる

せっかくつかんだ好機は林に消えた。



小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)は、4打差の3位タイから出て、ラスト2ホールで追いつく7バーディ、ボギーなしの「65」をマークし、その時点で1差の通算19アンダーでホールアウト。


後ろから来た香妻が最終ホールでボギーを打ち、プレーオフに持ち込むことができた。

1ホール目はティショットを右バンカーに入れたが、こらえてパーで引き分け、再度、決着に向かった2ホール目に、まさかの結末が待っていた。


ティショットを、右の林に3発もOB。
7打目にようやくコース内に残ったが、それも新設の右バンカーに入った。

フェアウェイに出し、9打目にピン左にくっつけたが遅かった。

10打目のパットはもう、打たなかった。


最後は隣でただ、香妻のパーセーブを見届けるしかできなかった。


この日の朝、首位で出る香妻に、「追いつきますよ」と、宣言してスタートしていったそうだ。

有言実行できたが、いざ決着で力が入ったか。

「そうですね、たぶんそうだと思います。あのティショットだけですね、悔やまれるのは」。
少ない言葉に悔しさを飲み込んだ。


香妻はプレー後、「次また必ずチャンスは来る。頑張ろう」と、小斉平に声をかけたそうだ。

「今回はいい準備もできて、結果には繋がったと思うので、しっかりと次の試合にも繋げていきたいです」と、小さくうなずいた。



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