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フジサンケイクラシック 2024

大会3勝目を目指す石川遼、今週は放送席との掛け合いに挑戦

先週までの暑さがうそのよう。
JGTO史上初の本戦解禁となった短パンプレーも、先週で見納め。
富士のふもとの富士桜に来ると、一気に秋めき、久しぶりの長パンでも涼しいくらいだ。

台風10号の接近も予報されている。

時間帯によってはプレーが難しいくらいの荒天になる可能性もあり、午前・午後でスタートが分かれる予選ラウンド2日間は、何時にコースに出るかによっても結果に影響を及ぼすかもしれない。
石川遼のスタート時間は初日が11時55分、2日目は7時45分。




「どっちが有利だったか、というのはどうしても生まれてしまうかもしれないですけど。それを嘆いても意味ない。与えられた条件の中で、ベストを尽くして優勝争いに食らいついていけるように」と、心構えを述べた。

アマで初出場した2007年から数えて12回出場し、2010年の連覇を含めてトップ10が7回。

好相性を誇るコースだが、「もともと難易度の高いコースを、時代に合わせて距離を長くしたり、難しくしたり。どんどんやってくださる」と、石川も評するとおり、その怪物ぶりは年々増す。

「今年は、やっぱりラフ。1年通してもこれだけ深いラフの大会はないんじゃないかな、と。長さでいったら今年1番」と、警戒感もおのずと増す。

また、今年はグリーンに傾斜を施し横幅も狭まった480ヤードの長い12番パー4も要注意。
「1番手ぐらい長いクラブを持つかもしれない。あと15番のミドルなども。さらに難しくなっているイメージです」と、今年も攻略に頭を悩まされそうだ。


はじめてピンマイクを装着してプレーした6月の選手会主催大会「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」でV争いを実況し、2度目の先週「Sansan KBCオーガスタ」では、決勝ラウンド進出をかけた選手のリアルを伝え、今週は大会初日に、解説席とマイクでつないでラウンド中の生インタビューに答える形で、生の声をお届けする予定だ。

なかなか、ほかの選手は尻ごみしがちな施策に次々と挑戦するのは、少しでも選手と、ファンの距離を縮めてゴルフに興味を持っていただきたいから。

「とりあえず一番極端なことを自分でやれたと思うので。“最果て”に挑戦してみるというのは、けっこう必要だと思うので。両極端をやってみて、その間でどこを取るか。主催者と選手と、ファンの3者がそれぞれにとってよりよい形でやらないと続かない。そこを探れたらいいな」。
今週も、あくなき挑戦は続く。


<放送予定>
■8月29日(木)第1日(予選ラウンド)
・午後3:00~5:00(CS フジテレビONE/BSフジ=生中継)
・深夜1:55~2:55(フジテレビ)

■8月30日(金)第2日(予選ラウンド)
・午後3:00~5:00(CS フジテレビONE/BSフジ=生中継)
・深夜2:25~3:25(フジテレビ)

■8月31日(土)第3日(決勝ラウンド)
・午前11:00~午後1:20(CSフジテレビONE=生中継)
・ひる12:00~午後1:20(BSフジ=生中継)
・午後1:35~2:50(フジテレビ系全国ネット)
・午後9:45~11:00(CSフジテレビONE)

■9月1日(日)最終日(決勝ラウンド)
・午前8:00~午後1:30(CSフジテレビONE/BSフジ=生中継)
・午後1:00~1:30(フジテレビ=生中継)
・午後1:30~3:00(フジテレビ系全国ネット=生中継)
・午後2:59~4:00(CSフジテレビONE/BSフジ=生中継)
・深夜0:00~1:29(CSフジテレビONE)
・深夜1:30~2:30(CSフジテレビONE)

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