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フジサンケイクラシック 2024

第1ラウンドの再開を待つ石川遼「切り替えられるかどうか」

前日、サスペンデッドになった第1ラウンドの残りは、夜通し降り続いた雨のため、明けて大会2日目の予定6時45分になってもコースコンディション不良のためリスタートできず、現状10時の再開を目指して復旧作業中だ。


今週は、JGTO競技としては、ABEMAツアーの「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま」(最終日)とクォリファイングトーナメント(QT)ファーストも行われているが、軒並みスタート時間の遅延が発生している(QTは富岡会場が遅延)。

台風10号の影響は甚大だ。


「フジサンケイクラシック」では38人が、第1ラウンドの再開を待っている。

2009、10年覇者の石川遼もその一人。



前日初日は、14番まで3バーディと、好スコアを保っていたが、霧に大雨が加わった終盤ホールで波乱が。


暫定球を打った15番は、幸い1球目が残っていたが、ボールは右の木の根元に。
いったん出したが、長い第3打が残り、今度は深いラフへ。

4オン2パットのダブルボギーに続いて16番のパー3では、右のバンカーにつかまり、2オン2パットのボギー。


2ホールで一気に落として、イーブンパーに下げたところで中断のサイレンを聞く苦しい展開になった。

前日初日は後半ホールで予定されていた、テレビの解説席と音声でつなぐ掛け合いも、それどころではなくなったが「この雨で止まってラッキーと思いたい」と、石川は前を向く。


「難しい2ホールなので、ボギー、ボギーはしょうがないかなと正直思っていて。それがダボになっちゃったのは、ちょっと反省はありますけど。トータルで見れば悪くない位置にいる。切り替えられるかどうかというところ」。

心を静ませ17番から残り2ホールの再開を待っている。


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