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ANAオープンゴルフトーナメント 2024

永野竜太郎「チャンスがあるならトライしたい」ジャンボ越えの初Vまであと1日

最終日を前に、2打差をつけた。
敬愛するジャンボこと尾崎将司が7勝(1973、74、89、92、94、95、2002年)を飾った輪厚での待望の初優勝へ。

プロ17年目の永野竜太郎(ながの・りゅうたろう)がまた一歩前進した。

2番で右から13メートルのバーディトライを沈めると、5番は2オン2パット。
3日目も強い風が吹く中、自慢の豪打を軸にしたスタイルは変えず、9番では3アイアンでミスヒットした260ヤードの第2打がキックして、1メートルのチャンスにつく幸運も。

イーグルでリードを守った。

3日間通算17アンダーは、ジャンボが大会5勝目を飾った1994年大会で記録した最多アンダー記録の「20」まであと3つ。

「最後ダボダボのときでしょう?」と、即座に記録が出てくるのは、さすがのフリークだ。

確かに、上り連続ダブルボギーでも、2位と9差をつけて勝ち切ったジャンボ。
「YouTubeでバンバン出てくるから」と、ニヤリとした。

50回大会で、ジャンボ越えの新記録もかかる。
「チャンスがあるならトライしたい」と静かに意気込む。

プロ17年目の初優勝まであと1日。
「いい位置にいるのは間違いない。明日もいいプレーを続けたい」。
最終日も偉大な背中を追い続ける。




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