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パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2024

宇喜多飛翔が石川に続く史上4人目の快挙を達成

今週はすでに清水(初日)と永野(2日目)に続いて3人目、また今年は15例目(13人目)のホールインワンが出た。

達成者の宇喜多飛翔(うきた・つばさ)は、今年の「関西オープン(2R、15番)」に続く通算3度目、また昨年の初日8番ホールに続いて、大会では2度目。
同一大会で2年連続の快挙は、昨年の「中日クラウンズ(4番)」の石川遼に続く史上4人目(※)だ。




しかもこの日は、その石川との同組ラウンドでの偉業だった。
まして、実測131ヤードの17番パー3はこの日土曜から、ゴルフDJのMCで盛り上がる恒例の「ザ・ギャラリーホール」だ。

その前の16番ホールでボギーを叩いていた宇喜多。
「入らないかな」と念じながら打った48度でのティショットが狙いどおりにワンバンしてカップインした瞬間、応援グッズのスティックバルーンが鳴り響き、たちまち興奮の渦に。

沸きに沸く中、「遼さんが一番にハイタッチしてくれました」と、本人も大喜び。
さらに上ってきてから、石川に続く記録だと聞き「ほんとに?」と、びっくりしていた。

2年続けて大会を盛り上げたご褒美に、主催者から30万円が贈られた。

岡山県の和気市出身だが、大会の地元関西の大阪学院大学3年時にプロ転向した。
1学年上で、現在賞金1位を走る平田憲聖(ひらた・けんせい)に続いて、同大学における“学生プロ(現在は2人とも卒業)”の第2号として、宇喜多も平田みたいな“大出世”を目指して奮闘中だ。

2年続きのラッキーなイーグルも加算し、通算スコアは9アンダーの29位タイから最終日を出る。

「とりあえず、伸ばせるだけ伸ばして少しでも上の順位であがれたらいいな、と思います」。
豊臣五大老のルーツを持つ23歳が、ゆかりの関西でひと旗揚げる。


※同一大会2年連続ホールインワン達成者
・安田春雄(1983年、90年ダイワKBCオーガスタ)
・尾崎直道(03年、04年三井住友VISA太平洋マスターズ)
・石川遼(22年、23年中日クラウンズ)

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