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バンテリン東海クラシック 2024

昨年覇者・木下裕太はプロアマ欠場も…明日は元気にバンテリン!

大事な試合の前日に、昨年覇者にアクシデントが起きた。
木下裕太(きのした・ゆうた)が、水曜日のプロアマ戦を、背中痛のため欠場。

今月最初の「Shinhan Donghae Open」から怪しかったそうだ。

そのたびに、ツアー帯同トレーナーの成瀬克弘さんの献身治療でしのいできたが、先週の「パナソニックオープン」で9戦ぶりの予選通過では痛みも忘れてつい発奮。

「気合を入れてやったら久しぶりに調子がよくて」と、張り切りすぎたつけは、翌日にみごとに来た。
「朝、起きたときに金縛りかと思うくらい」。背中から首周りの筋肉がみごとにバッキバキ。

頑張って、コースには来たもののクラブを振るのも困難に……。

「でも、歩くのはまったく問題ないんです」。
だから、この日のプロアマ戦も、一緒のラウンドは無理でもゲストと歩きながら、レッスンなどはやらせてもらいます、とスタッフに申し出たが、かえってゲストに気を使わせてしまうのもよくないのではないか…という結論になり、やむなく欠場。

プロアマ待機選手の亀代順哉(かめしろ・じゅんや)にスイッチをお願いし、成瀬トレーナーの元へ。
「電気と鍼と、指圧をしてもらって、なんとかやれそうです」。

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本戦こそ穴を空けないよう、初日8時30分のティオフに向けて治療につとめる。

本大会は、5年ぶりの通算2勝目を飾った昨年大会も含めて、6戦出てトップ10が3回と相性は良い。
「好きなコースなので、良いイメージはすごく残っている。先週ようやく、ちょっと手ごたえがつかめてきたし、今週はなんとか照準を合わせたかった」と、三好への思いは強い。

「今年もなんとかトップ10に入れるゴルフをやって、あとは最後勝つ勝たないは運なので。そこまで粘りのゴルフが出来たらなという感じです」。

昨年大会は賞金シードの確保も危うい位置できて、若い金谷と星野を撃破。
バンテリンのふくらはぎサポーターを巻いて難コースを攻略し、ガン宣告を受けたばかりのお父さんに、復活優勝をささげた。

改めて言わせてもらおう。
昨年覇者は、追い込まれたときほど強いのだ。

明日は元気に戻ります!

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