記事

エリートグリップチャレンジ 2024

作田大地が手応えが無いにも関わらず今季2度目の単独首位スタート

2戦前のダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしまで惜しくも優勝を逃して2位タイに終わった作田大地。その時と同じように、この日もパッティングが面白いように決まり、7バーディ、1ボギーの6アンダー66でラウンド。今季2度目の単独首位スタートを切った。

 

「初日だけパターがめっちゃ入るんです!(笑)調子はあんまり良くなくて、ゴルフの感触自体は前回よりも悪いくらいです。ただ、ここはグリーンが大きいので、とりあえず乗るだけは乗っているので。あとはロングできっちり獲れているのがこのスコアにつながっているのかなと」。

 

前回と同じく「初日だけです」と謙虚に話すのは、優勝まであと一歩のところまでいきながらも勝ちきれなかった苦い思いがよぎったからかもしれない。

ただ、作田は前回の優勝争いの後にこうも言っていた。

「まだまだ技術が足らないところばかりだと思いまうすが、こういう経験を積んでいけば上にいけると思います」と。1日だけ良くても、それが続かなかったり、1日だけ叩いてしまったりと、良いゴルフをしていてもそれを3日間続けられないことが課題でもあった。ただ、作田自身もその点に関しては成功体験を積んでいくしかないと自分の中で理解できている。前回の優勝争いは負けはしたものの、これまでの作田にとってはある意味で成功体験とも言える。その経験を活かして、今週はどのように2日目、3日目を戦うのか注目したい。






関連記事