単独首位からスタートした作田大地が７バーディ、１ボギーの6アンダー66でラウンド。２日間続けての66をマークし通算12アンダーで単独首位をキープした。

昨日のホールアウト後は「パッティングが決まっただけです」と、スコアとは裏腹に全く手応えを感じておらず煮え切らない様子だったが、今日のホールアウト後は「今日はショットが良かったです」ときっぱり。一体作田に何が起こったのだろうか？

「昨日のラウンド後にコーチに連絡して、動画を送ってチェックをしてもらったんですが、そうしたらスイングがかなり良くなりました。それが今日のスコアに繋がったのかなと思います」。

作田は今年に入ってから宮崎在住の武井龍太コーチに師事し、スイング面の改造に取り組んでいる。内容的にはT P I（タイトリスト パフォーマンス インスティテュート）を用いたレッスンで、データをベースとした内容が作田にマッチしたよう。

「自分の悪い癖で緊張するとアイアンの入れ方が深くなるんですが、それが改善されてきて、縦距離が合うようになってきました」。

基本的にレッスンはオンラインで受けているとのことで、今回もたった１日でスイングをいい方向へと導いてくれたと満足げな作田。

ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしまで逃した優勝を今回こそは手にしたいところだが、明日は意識しすぎずに、とにかく15アンダーを目指してやるだけだと作田。緊張感が高まる中で、自分のゴルフをやり切れるかどうかがポイントになりそうだ。

• 作田 大地