6月のJGTO主催「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」以来の今季2勝目、通算7勝目を飾った。
前半9ホールはボギーとバーディを2度繰り返してイーブンパーでの折り返しとなったが、後半スタートの11番で連続バーディ。
清水との一騎打ちになった終盤、短いチャンスを沈めた16番で再び連続バーディを記録し、今週初の単独首位獲りに成功した。
1差で入った最後18番でティショットが右の斜面のほうに行き、2打目は奥のバンカーへ。
下りのバーディパットは逃したが、返しのパーパットはしっかり沈めて後続の結果を待ち、そのまま逃げ切った。
1差の3位タイから出たカシオ所属の石川遼(いしかわ・りょう)は、2番で今週初ボギーを叩いたあと、スコアを崩しがちになり、通算11アンダーの4位タイで、ホストVに届かなかった。
賞金3位の今平周吾(いまひら・しゅうご)は通算10アンダーの7位タイ。
賞金1位と2位の平田憲聖(ひらた・けんせい)と金谷拓実(かなや・たくみ)は共に通算8アンダーの16位タイで賞金差は288万9657円と、先週までと変わらず、決着は次週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に持ち越されることになった。
賞金シード権争いは今大会で決着し、大会を通算10アンダーの7位タイで終えた上井邦浩(かみい・くにひろ)が賞金68位に入り、大逆転のシード復活を決めた。
ボーダーラインの69位は、市原弘大(いちはら・こうだい)。