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東建ホームメイトカップ 2025

岩田寛が生涯獲得賞金25位内にランクイン

岩田寛(いわた・ひろし)が、年間シードの出場カテゴリーのひとつでもある「生涯獲得賞金25位内」に入った。


23歳の初シード選手・岡田晃平(左)と


2025年開幕戦「東建ホームメイトカップ」の開始前は、8億452万492円で同ランク26位につけていた。

8億509万5921円で同25位の丸山茂樹を抜くには大会で40以内に入ることが条件だったが、3人タイの12位に入った岩田は、最終日の中止による加算賞金75%の196万9500円を加えて悠々と逆転。


もっとも、岩田は記録については、開幕前から「特に意識はありません」と終始、無頓着だった。
ツアー通算10勝で、米ツアー3勝を誇る丸山の記録を越えたことについても、「丸山さんは10年もアメリカにいましたから…」と、レジェンドへの敬意は変わらなかった。

44歳で迎える今季の目標も「まずは1勝」と堅実に、「今までと何も変わらず努力します」と、とつとつと述べた。

次回ツアーは本戦が次々週の新規開催「前澤杯」
日本一開催期間が長いトーナメントをうたい、本戦前に最大10日間のプロアマ戦が行われる同大会だが、岩田の参加が本戦週の火、水曜日の2日間に限られたのは、当初は今週17日ー20日に中国で行われる欧州・DPワールドツアー「ボルボチャイナオープン」の出場を希望していたから。

昨季の日本ツアー賞金4位の資格での繰り上げ出場をギリギリまで伺っていたものの、あいにくそちらのチャンスは巡って来なかったのは残念だったが、まだまだ海外意欲が枯れることもない。

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