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i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2025
池田勇太のプレーからヒント!球を操ることの大事さを悟った富村真治
6アンダー65は暫定ながら首位タイ。4連続を含む6つのバーディを奪うなどし危なげないゴルフを展開した富村真治。
先週、レギュラーツアーの前澤杯のプロアマに出場した池田勇太のキャディを務めた富村。以前から指導を受けるなどし、練習も共にすることが多い池田だが、間近で客観的にプレーを見るのは初めてのこと。そこには池田勇太の真骨頂が詰まっていた。
「普段からゴルフも一緒にさせていただいているんですが、こういうふうに球を操って、こういうふうに球をコントロールしているんだなというのを間近で見て、感じたことを聞きながら話しながら同行させてもらったのが勉強になりました」。
どうしても機械的に真っ直ぐに打とうとしてしまう自分がいるという富村だが、球を操ることの大事さを池田のプレーから感じ取った。
試合ではなくプロアマで?と思うかもしれないが、富村にとってはそこが良かった。試合ではもちろん勝つためのゴルフを最優先させるし、本気で目の前の1打と向き合っているが、プロアマでは試合とはある意味で違った本気を池田から感じ取った。要はお客様に魅せるゴルフを池田は徹底していたのだ。
そこには池田が持つテクニックが集約されており、ゴルフというゲームに必要な本質が詰まっていた。
「試合や練習とは違った、何がグッと入る瞬間というか感覚を感じたんですよね。フィードバックもしてくれましたし、今週頑張れとも言ってもらいました」。
今シーズンは出場できる試合は限られているがゴルフの状態は悪くない。今週は主催者推薦での出場ということで、まずはそのことに感謝すると共に、結果を残すことで恩返しをしたいと願う。もちろんそこには師匠とも言える池田に良い報告をしたいという思いもある。
まずは初日、自分が納得できるゴルフはできた。明日もボールを操る感覚を大事にしながら、この良い流れを継続させたい。