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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2005

深堀圭一郎「賞金王は、たくさんある夢のうちのひとつだから」

ツアーに帯同するフィットネスカー。連戦に悲鳴をあげる肉体を横たえて、深堀は成瀬克弘・トレーナーの治療を受けていた。

先週は、右の肩甲骨。今週は、左。
会場に来る前に、痛み止めの注射を3本も打ったが、痛みは去らない。
正直言って体はボロボロだが、ここでへこたれるわけにはいかない。

現在、賞金ランク3位(海外獲得賞金含む)。
首位とは4477万7343円差。大きく水をあけられて、「半分は、諦めているけれど・・・」。
逆転・賞金王の可能性がないわけではない。

ランクトップを走る片山は先週、自身のホームページでヘルニアの内視鏡施術をしたことを明かしている。最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップへ、出場の意思を示してはいるが、術後の経過次第では微妙な状況だ。

同ランク2位のS・K・ホは、米ツアーのQスクール参加のためすでにこれから2戦の欠場が決まっているため、深堀にとっては大きなチャンス。

「賞金王は、たくさんある夢のうちのひとつだから・・・」。

2試合連続優勝を達成すれば、その夢がかなう。渾身のプレーで残り2戦に望みにかける。


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