賞金300万円のかかった17番で、島田正士がエースを達成

　カップインした瞬間、思わず、背後を、振り返っていた。
　17番のホールインワン賞。
　ティグラウンドの後ろに設置された看板には、300万円とあった。
　「金額の大きさに気が付いて、ビックリ。思い通りのショットが打てたことへの喜びと、思いがけずいただけることになったビッグな賞金。二重の喜びでした」
　自身、試合での初エース達成に浮き足立ってしまったのか、次ホールでボギーとしたが、後半のアウトコースは「ホールインワンしておいて、ヘタなスコアは恥ずかしい」と踏ん張って、この日3アンダー。
　通算2アンダーで、島田は18位タイまでスコアをあげて、「開幕2戦目の成績としてはまずまず。300万円は、生活費にあてます」と、笑顔で話した。

写真 ＝ 主催のダイドードリンコ株式会社から、賞金300万円を受け取った島田。「使用クラブは、5番アイアン。ピンの右端に向かって思い通りうまく打てた、と喜んでいるうちに、入っちゃった！！」