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VISAダイナスティカップ2005 大会2日目(フォアボール)も初日と同じチーム構成で

加瀬&川岸は5&4の大勝「川岸君がショットで、僕がパット担当。良いコンビネーションだったね」(加瀬)
大会初日が終了してから約1時間後、翌2日目のペアリングが決まった。2日目のフォアボール競技の対戦表も、前日初日同様アジア、日本の両キャプテンが互いの組み合わせ表を交換して、対戦相手を決める(対戦表は別項目参照)。

初日のフォアサムで負け越して、2組のチーム変更を余儀なくされた謝敏男ひきいるアジアチーム対し、キャプテン青木は当初の予定どおり。
2日目も、チーム構成をいっさい変えなかった。

今回の采配に、絶対的な自信があるからだ。

記者会見場でも、「ほんとは、今日はうちが全部勝つはずだったんだけどね」と、余裕の笑み。
「思い通りにいかなかった悔しさもあるけれど、まあ、思い通りにいかないのがゴルフってものだから・・・(笑)」。

この日負けた2組が、丸山&深堀、片山&神山の両エースチームということで、地元中国メディアから、「マスターズの疲れではないか」との質問も飛んだ。
だが青木は、「長い時間、飛行機で移動するのがゴルファーの仕事。時差ボケや疲れはいっさい口にしないのがプロってもんだ」と、完全否定した。

「彼らは、けっして悪いゴルフをしていたわけではない。たまたま、相手が長いパットを入れたりしただけのこと。今日、負けたことで、明日、あさってにむけて余計に火がついたはずだしね。俺は心配してない」。

それより、警戒すべきはアジアチームの巻き返しだ。
「彼らは、今日は僕らよりずっと悔しい思いをしているはず」。
この夜の選手ミーティングで青木は、いっそう選手たちの手綱を締めるはずだ。
  • 普段から中の良い藤田&宮本組は3&2で勝利「僕らには信頼関係があって、手の内が分かるという部分もあるから」(藤田)

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