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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2005

伊沢利光「ウィちゃんのかわりに、僕がやる」

注目のミシェル・ウィーが1打足りずに予選落ちして、伊沢が危惧することは、これで一気に大会への注目が減ってしまうのではないか、ということだ。
予選2日間で集まったギャラリーは7924人、報道陣は約300人。
普段は、ゴルフトーナメントに縁のない

女性週刊誌や、海外のテレビ局まで駆けつけて16歳のプレーを追いかける熱狂ぶりだった。

しかしその“主役”がいなくなるとなると、一気に人が引き上げてしまう可能性は否めない。
大会への注目を引き付けておくためにも、「・・・僕が、やりましょう」と伊沢は言った。

強いことを言える状態でもある。
777日ぶりの復活優勝をあげた8月のアンダーアーマーKBCオーガスタ。
「今は、あのときのようなゴルフが、5試合でも6試合でも続けられる雰囲気があるから」。

通算6アンダーは首位タイにつけて、力強く言い切った。

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