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宮里優作が、2005年のルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞
同賞は、男子ならツアープレーヤーに転向してから、女子はプロテスト合格後、それぞれ最長3シーズン以内の選手で、かつ、その年度の獲得賞金額上位者の中から人格面、マナー、エチケット、将来性などを加味し、厳正な審査のもとに選ばれる。
歴代の受賞者には、兄の聖志(2002年)、妹・藍(2004年)も、すでに名を連ねる。
次兄・優作は、受賞対象ぎりぎりの、最終年度での受賞に、「背中を、ポンと押された感じ」と、待たれる初優勝への思いを新たにした。
このあと、週明けにもトレーニングのために、ハワイに出発するという。そのあと、さらにフロリダに移り、開幕戦の東建ホームメイトカップ(4月13〜16日、岐阜・東建塩河カントリー倶楽部)に備える。
「開幕で勝てるようにしたい」。
今回の受賞を弾みに、壁を破りたいところだ。
なお、女子ツアーからは昨年賞金ランク4位の横峯さくら選手が選ばれた。
※社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会(略称GTPA)とは・・・
ゴルフトーナメントにおける社会貢献活動などの推進を通じ、スポーツ産業全体の振興発展に寄与することを主な目的として、1991年に設立。国内ゴルフの主要16団体のひとつで、男女両ゴルフトーナメントを開催している主催者で構成される。
同協会で1998年から設けられた“ルーキー・オブ・ザ・イヤー”は、男子はツアープレーヤーに転向してから、女子はプロテスト合格後、それぞれ最長3シーズン以内の選手で、かつその年度の獲得賞金額上位者の中から人格面、マナー、エチケット、将来性なども加味して、厳正な審査のもと選ばれる。
歴代の受賞者は、男子では小山内護や宮里聖志、今井克宗、近藤智弘、谷原秀人、谷口拓也、女子では不動裕理、宮里藍など、いまや一線で活躍しているプレーヤーたちの名が並ぶ。