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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2005

宮里優作「これまで迷惑かけた分・・・」

OBあり、ダブルボギーあり、イーグルあり、の波乱万丈のゴルフで2打差の4位。

2番でグラスバンカーからの第2打を「久しぶりにシャンクさせて」OBをした。
「さすがに、その次のショットがすごく怖かった」と笑う。
9番から4連続バーディを獲りながら、14番ではティショットを林に入れてダブルボギー。
一度は沈んだが、16番でピン左横5メートルのイーグルパットを決めて、息を吹き返した。

課題だったパッティングが、回復に向っていることが大きい。
パターを取っ替え引っ換えしていたが、アコムインターナショナルで結局それまでのピン型に戻した。
この日、バック9のパット数は“8”。
「読みとタッチが上手くかみ合って。あれこれ悩んでいたけれど、やっと元に戻りましたよ」。

クラブ契約を結ぶブリヂストンが主催するこの大会は、2002年(12月)のデビュー以来、プロとしてはこれが初出場だ。
アマ時代から海外志向が強い宮里はこの時期、毎年、米ツアーの予選会を受けに行っていたからだ。

今年も、実は今週行われる一次予選会を受験する予定にしていたが、「あまりゴルフの状態も良くなかったし」。
直前まで迷いに迷って、結局キャンセルした。

そのかわりに、このホスト試合で「これまで迷惑をかけた分を、返せたら」。
初優勝か、せめて優勝争いで恩返ししたい、と考えている。

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