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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2004
<そのほかの招待外国人選手>
フレッシュな若手4人が開聞岳のふもとに集結
ジャスティン・ローズ(=写真)
生まれてすぐにクラブをおもちゃにして遊んでいたローズは、11歳の時に60台でプレー。14歳でハンデキャップ+3となり、16歳から欧州ツアーに挑戦。17歳でウォーカーカップに出場した。
1998年の全英オープンでは優勝争いの末に4位に入り、ローアマチュアに輝くなど、若くから注目されていた天才プレーヤーだ。
全英オープンの翌日にプロ転向を表明。17歳でプロゴルファーの道を選択したが、直後に人生初の壁にぶつかった。プロデビュー後17試合連続で予選落ちをするなど低迷が続き、ようやく初シード入りを果たしたのは、それから4年後の2001年だった。
それでも翌年の2002年に欧州や日本ツアーなどで4勝、欧州ツアーの賞金ランキングで9位に入るなど、紆余曲折をへたもののやはりその実力どおり、トッププレーヤーの仲間入りを果たした。
2003年にはドイツ銀行オープンで3位、全米オープンで5位タイに入るなど活躍し、2004年の米ツアーの出場権を獲得。今年は19試合に出場して、予選落ちは3回のみ。優勝こそないがメモリアルトーナメントで4位に入るなどの活躍で、100万ドルプレーヤーの仲間入りを果たしている。
生年月日:1980年7月30日(24歳)
国籍出身:イングランド
身長体重:189センチ、82キロ
優 勝:4勝(欧州2勝、日本1勝、南ア1勝)
プロ転向:1998年
ハンター・メイハン
昨年のマスターズで28位に入り、セカンドアマを獲るなど数々のタイトルを手にしてゴルフウィークのアマチュアランキング1位に。同年6月にプロ転向を果たすと、年末のファイナルQスクールを突破。今季米ツアーの中で、2番目に若い選手として活躍している。
序盤はなかなか結果を出せず苦しんだが、夏場から徐々に実力を発揮して、リノタホオープンではプレーオフの末に2位に入るなど、好調のままシーズンを終えている。
生年月日:1982年年5月17日生(22歳)
身長体重:180センチ、79キロ
国 籍:アメリカ
プロ転向:2003年
シャール・シュワーツェル
18歳と81日でQスクールに合格。欧州ツアー史上3番目の若さでツアーカードを手に入れたシュワーツェルは、今季のツアーメンバーの中でも最年少の選手だ。
ルーキーイヤーの昨年はデビュー2戦目の南アフリカ・エアウェイオープンで3位に入るなどの活躍でシード権を獲得。今年も、2年連続のシード獲得を手にしている。
生年月日:1984年8月31日(20歳)
身長体重:180センチ、63キロ
国 籍:南アフリカ
プロ転向:2002年
スティーブン・イエッペセン
昨年、欧州ツアーのQスクールを突破したルーキー。今年は、レギュラーツアーとチャレンジ(2部)ツアーをまたにかけて出場した。開幕戦で15位タイに入賞。マデイラ島オープンでは2位に入るなどの活躍をみせた。
上記のシュワーツェルに次いで、欧州ツアーで2番目に若いメンバー。
生年月日:1984年4月22日生(20歳)
身長体重:179センチ、72キロ
国 籍:スウェーデン
プロ転向:2003年