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日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップ 2005

デービッド・スメイルが3日間連続の首位キープ

5番、6番の連続バーディで通算10アンダー。一歩抜け出した、と思ったら前日までの集中力が、続かなくなった。
周囲の雑音がやけに大きく聞こえ始めたのも、リーダーのプレッシャーだろうか。

前日まで、「曲がる気がしない」と言ってのけるほど好調だったショットがぶれはじめ、ラフに入れる回数が増えた。
じっと耐え忍び、結局どうにか2打のリードは守ったが「このコースは何が起きるか分からないから。明日も、誰が上に来てもおかしくない」と、気を引き締める。

2週前の全米オープンで、同じニュージーランドのマイケル・キャンベルが、メジャー初制覇を達成している。彼とは、ワールドカップで何度もチームを組んで、オフには必ず一度は会って、一緒にプレーをする仲だ。
すぐに祝福のメールを送ったが、返事はまだ来ていない。
「メジャーチャンプはきっと、大忙しなんだろう。僕も、彼に近いことをやって驚かせたいものだね」。
翌週に控えた自身3度目の全英オープンを前に、ツアー通算4勝目で弾みをつけたい。

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