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深堀圭一郎が宮城県立こども病院とドナルド・マクドナルド・ハウスせんだいを表敬訪問

中島康志マネージャーに熊のぬいぐるみを贈呈する深堀
JCBクラシックへの参戦で宮城県入りした深堀圭一郎が、宮城県立こども病院とドナルド・マクドナルド・ハウスせんだいを、5月29日(火)に表敬訪問した。

練習ラウンドを行なったあと深堀が向かったのは、仙台駅から西に10キロほどにある、「ドナルド・マクドナルド・ハウスせんだい」。
この施設は、2003年11月に宮城県立こども病院に隣接する形で建設された施設で、病気の子どもを通院させる家族等を支援する宿泊施設で、16室の宿泊部屋と食堂、図書室、プレイルームなどの設備が整えられており、4名の常駐スタッフとボランティアスタッフにより運営されている。

施設の利用者は、難病や重病の子供を持つ親や家族で、通院や入院するために掛かる、家族の経済的な支援もさることながら、何よりも子供に最も近い環境で寝泊りができる、という安心感が利用者に受け入れられている。また、長期入院を余儀なくされた子供が、日中はこの施設で家族と一緒に過ごすなど、施設というよりは大きな家という温かさをも提供している。

施設を訪れた深堀は、「子供たちが喜んでもらえれば」と、施設のプレイルームに大きな熊のぬいぐるみをプレゼントし、また、施設の運営を支えるボランティアスタッフの労をねぎらった。
ボランティアスタッフは、近隣の主婦などによる約150名の登録があり、常時8名が担当するシフトで運営され、業務内容は例えば、施設内のおもちゃ等をアルコール消毒する、という根気のいる作業もあるという。そのボランティアスタッフの活動により、4年目を向かえる施設は、清潔感あふれる雰囲気である。

現在このハウスは、世界28カ国に260カ所あり、日本国内には東京都世田谷区、高知県高知市、大阪府吹田市、栃木県下野市、そして仙台市の5施設がある。
  • 施設利用者からの感謝の寄せ書き
  • 明るい雰囲気の宮城県立こども病院

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